[GCP] Associate Cloud Engineer 資格を取得したので振り返る

[GCP] Associate Cloud Engineer 資格を取得したので振り返る

こんにちは。七色メガネです。

4月の中頃に GCP の Associate Cloud Engineer 資格を取得したので、今回はこの試験についての所感などまとめたいと思います。

GCP ってなに?

過去記事にてGCPの概要を説明していますので、よろしければそちらをご覧ください。

[ GCP ] メガネと学ぶ Google Cloud Platform (1) GCPって何ぞや?

Associate Cloud Engineer 試験ってなに?

Associate Cloud Engineer は GCP における一定レベルの知識を保有していることを証明する資格です。
いくつかある資格の中では、初級的な立ち位置になっています。
その他のGCP資格に興味があれば次の記事をご覧ください。

[ GCP ] Google Cloud の認定資格についてまとめてみた

試験について

筆者(七色メガネ)のレベル

  • エンジニア経験:今年で3年目
  • クラウド経験:ぜろ
  • GCP経験:ぜろ(今年から業務で使用する予定がありますが、受験時点では使用していません。)
  • やる気:いっぱい

勉強期間

だらだらやっていた期間も含めると、3ヶ月ほど。

勉強方法

時間リソースは、以下のような比率で使用しました。

  • 3割:書籍

GCPの勉強を始めるに当たってまずしなければいけないのは、GCPの全容把握だと個人的には思っています。
しかしGCPのサービスは幅広く、他のクラウド経験があるならまだしも何も知らない状態から徒手空拳で勉強を始めるのはかなり難しいと思いました。

全容把握にとても役立ったのは、次の書籍です。

Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド

GCPの概要から始まり、コンピュートやストレージ、ネットワークなど各種サービスについて特徴を捉えた説明が要領よく記述されているのでGCP学習の最初の一冊にはぴったりです。

クラウド経験のある先輩は、これ一冊でAssociate資格に合格したと言っていました。笑

 

  • 5割:公式ドキュメント

黄色い本で全容把握と各種サービス特徴を抑えたあとは、あとはひたすら公式ドキュメントを読み込んでいました。

https://cloud.google.com/docs/

試験を受ける上で各サービスについて詳しく知る必要があるのは言うまでもありませんが、現在上の黄色い本以上にGCPサービスについて詳しく解説している本はありません。ただ黄色い本は割と小さく詳細に踏み入るものでは無いため、どうしても細かいところは自分で補う必要があります。

公式ドキュメントなので、全ての項目に目を通そうと思ったらかなり時間がかかります。
オススメなのは各サービス・ページに配置されている「概要」や「コンセプト」などのページを重点的に勉強することです。
それでも数はありますが、それでも全てを読もうとするよりはずっと効率が上がるはずです。筆者は試験2週間前から、通勤時間の全てをこれらドキュメント読みに注ぎました。

次の画像はBigQueryサービスのトップ・ページです。筆者も概要以外は基本的にまだ読んでいません。

  • 2割:実践

本やドキュメントを読みながら、基本的なところは手を動かしました。
しかし結果論から言えば、もっとこの実践部分を増やした方が合格確率は上がったと思います。

詳しくは後述しますが、この試験で問われるのは「このサービスがどんなものか知っているか」よりも、「このサービスはどのように利用するか」ということだったように思います。

これから受験される方は、実際にコマンドを叩いてみる、ということにかなり力を入れると良いと思います。

手を動かす上では、次の書籍がとても参考になりました。

プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで

  • その他:

公式ホームページから模擬試験を受けることができます。問題数は少ないですが雰囲気を掴むのにはとても良いので、マストでこなしておくようにしましょう。

https://cloud.google.com/certification/practice-exam/cloud-engineer?hl=ja

他の資格試験と異なり、GCP試験には練習問題が全くと言っていいほどありません。
例えば基本情報なんかは毎年分の過去問がありますし、Oracle Java 試験でもかなり分厚い練習問題本が出版されています。後者なんかは特に練習問題とまるっきり同じ問題が本番でもそこそこ出たりするので、200問300問の問題をこなしておくことである程度なんとかなってしまったりします。

が、GCP試験は創設されてから時間が経っていないこともあり、そう言った練習問題がほとんどありません。(有料の学習サイトなどでは用意があるようですが、筆者は触っていないのでわかりません。)

ので、公式ドキュメントが頼りの綱なのです…。

試験の体感と傾向

難しかったです。
初級試験だしサービスの特徴を抑えておけばなんとかなるだろーと思っていたのですが、いやはや、そんなことなかったです。

根本的に勘違いしていた感があるのですが、この試験で問われるのは Cloud Engineer としての知識です。つまり、エンジニアとしてGCPの諸サービスを使いこなせますか?ということを問う試験です。

例えばですが、「Compute Engine の特徴の説明として適切なのはどれか?」という質問よりは、「Compute Engine でインスタンスを作成するのに使用するコマンドはどれか?」と言ったような問いが多かったです。これは実際にコマンドを叩いていないと正答にたどり着けないなあと思いました。

もちろん純粋な知識も問われます。模擬試験からですが、「データ要領が数ペタバイトに及ぶことが想定されデータの頻繁な更新も予想される時、選択するべきストレージとして適切なものはどれか」と言った問題なんかは、コマンドだけ知っていても分かりませんね。全てのストレージサービスの特徴を抑えておかなければこの類の問題は解けません。(この場合はビッグデータ関係の知識だけでも解けますが)

ということで、これから受験を考えている方には次の2つのベクトルでの勉強を強くお勧めします。

  • 各サービスについて浅く広い知識を得ておく。
  • 各サービスの利用方法(コマンドによる実行、コンソールからの操作)を一通り実践しておく。

難しい難しいと書いてしまいましたが、知ってさえいれば解けるような問題が多かったです。(当たり前か?)

勉強の方法を間違えなければ、しっかり合格できる試験だなあという感想を持ちました。

 

まとめ

そんなこんなで、クラウド処女な筆者でしたが無事に試験に合格することができました。

資格に対して否定的な意見が少なからずあるIT業界ですが、個人的には資格はとても有用なものだと思います。

それが何かを証明するから、ではなく、資格の取得過程である程度体系だった知識を得ることが出来るからです。

もちろん知識は使わなければ失われてしまいますが、いざ使うときに、「覚える」ではなく「思い出す」という作業から入ることができます。そう考えれば、余暇のつぎ込み先として資格はとても良いものだなあと個人的には思っています。

話が逸れてしまいました。

本記事がこれから受験されるみなさまの力に成れば幸いですっ。

 

七色メガネ

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